bitbankの「仮想通貨を貸して増やす」サービス(レンディング)が開始!解説するゾ。
こんにちは。こんばんは。
ズボラ仮想通貨プレイヤーのけいです。
今回は、bitbankが今日から開始した「仮想通貨を貸して増やす」サービスについて解説していきます。実はまだbitbankの記事は執筆途中なんですが、新サービスが来てしまったので、とりあえずこちらについてまとめますね。
- 「貸して増やす」サービスの内容
- 「貸して増やす」サービスのメリット
- 「貸して増やす」サービスのデメリット
- 利用すべきか否か
- まとめ
といったことをまとめるので、興味ある方は読んでってくださいな。
bitbank公式サイト
「仮想通貨を貸して増やす」サービスの内容
まずはサービスの内容を簡単に解説します。
いわゆる「レンディング」サービスで、その名の通り、bitbankに自分の仮想通貨を預けて、利子をもらうことができるわけです。リアルマネーを銀行に預けておけば利子がつくのと同じですね。
利率や対象通貨などをまとめます。
対象仮想通貨
2018/05/25現在、ビットコインのみ。他の取り扱い通貨についても順次対象とする予定。(取り扱い通貨:ビットコイン/ビットコインキャッシュ/リップル/ライトコイン/イーサリアム/モナコイン)
申し込み数量
最小申し込み数量:1BTC
最大申し込み数量:25BTC
利率
BTC数量 | 利率 |
1BTC〜 | 3% |
5BTC〜 | 4% |
10BTC〜 | 5% |
10BTC以上を貸出すると、年5%の利子がつきます。
2018/05/25現在、1BTCは81万円ほどなので、そこまでの資産をビットコインに入れてる人は多くないかもですが、bitbankで1年間保有するだけで3-5%の利息がつくなら、悪い話じゃないですね。(注意点あるので早まらないでくださいね!)
中途解約手数料
貸出した仮想通貨を1年以内に「やっぱ返せ!」と言うと、5%の解約手数料が取られます。1BTCを貸し出していた場合、0.05BTC分が手数料としてbitbankに取られてしまいます。
中途解約した場合はもちろん利子もつかないので、損しかありません。
「貸して増やす」サービスのメリット
- bitbankに置いとくだけで資産が増える
メリットはこれですね。ただただ保有しておくだけで利子分資産が増えていきます。
例えば現在1BTC約81万円ですが、仮に1年後も80万円前後だったとしましょう。1BTCを貸し出すと3%の利子がつくので、1年後には824,000円になっています。何もしなくても2万4000円増えるわけです。日本円を銀行に預けるよりも圧倒的にオイシイですよね。
これぞ不労所得!って感じでそそられますが、デメリットもしっかりと見ていきましょう。
「貸して増やす」サービスのデメリット
- 1年間資金が拘束される
- 分別管理されない
デメリットは2つあります。
まず、1年間資金拘束されること。
1年以内に「返せ!」って言うと、貸し出してる内の5%分が取られます。1年間なら資金が拘束されても大丈夫って方以外、とりあえずは手を出さないことをおすすめします。
そして2つ目。
貸し出してる分の仮想通貨は分別管理されません。
分別管理とは、簡単に言うと会社の資産と顧客資産を分けて管理するということです。
証券会社などでは顧客の資産は分別管理するように法律で定められており、監査が入ることもあるほどの重要事項です。
では、分別管理してる/してないで何が変わるかというと、
- 分別管理してる=預けてる会社が倒産しても、原則、資産が返還される
- 分別管理してない=会社が倒産すると預けてた資産は返還されない可能性がある
という点です。
これは非常に大きいですね。
以上2点のデメリットは、どちらもリスクとしてかなり大きいものだと考えるべきでしょう。
まとめ:僕は利用しないかな。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
僕は、メリットとデメリットを天秤にかけた結論として、「仮想通貨を貸して増やす」サービスは利用しないことをおすすめします。やはりデメリットがかなり勝ってる感じがしますね。
そもそも僕はビットコインを1BTC分も持ってませんが、もし今後、このサービスを利用できるだけのビットコインを手にしたとしても、僕は安全にウォレットで保有すると思います。
あなたはどうですか?
あなたにはあなたの判断があるので、どうぞ考えてみてくださいな。
bitbank公式サイト
おしまい。
おおきに。