「書く」ことは「考える」こと。〜ミュージシャンと言語化と三宅洋平と〜
参議院選挙の投票日が近づいてきまして、街を歩いているだけでも、選挙のかけらがいろいろと目に入ってきます。
外だけじゃなくて、家の中までも。
テレビでは特集が組まれてるし、CMもやってます。
YouTubeやその広告を使って宣伝している候補者もいます。
いいことやと思います:)
その中でも最近、ひときわ目を引く熱い候補者が話題になってますよね~
”三宅洋平”さん!
ぼくはYouTubeで見かけたのが初めてです。
三宅洋平氏
YouTubeだけじゃなくて、Twitterなんかでもよく見かけます。
そんなこんなで、”どうやらこの人が最近アツいらしい”ということをなんとなく察知し、とりあえずいくつか、彼が行う「街頭選挙フェス」なるものの動画を見てみました。
感想は…んーーー…
演説がすごくうまいっ
(今回は彼が喋ってる内容については言及しません。メインはそこではないということだけ言っときますね。)
演説はうまい。マジで。
コメント欄ものぞいたんですが、感嘆・称賛の嵐です。
どんどんスピーチのクオリティが上がってきてる。少し極端な三宅さんだと思うけど、本当に当選して欲しい。国会で汚い政治家達のケツをひと蹴りしてほしい!!!
何で・・・ニュースに出ない?! そこまで、すでに日本は牛耳られてるの?!(涙) 感動!共感!救い・・・三宅さんは希望です。 私には・・・東京の選挙権はありません! お願いしますm(_ _)m おじぃ!おばぁ!にーにー!ねーねー!・・・ 沖縄を愛する世界中の人!お願い!!! ”東京選挙区”の有権者! 子供、孫、友人・知人に・・・伝えて!!! 沖縄の議員さんだけでは・・・沖縄の現状は伝わってない!変わらないよ〜! ”わったー”と叫ぶ!三宅洋平さんを国会に送って!・・・ご協力、お願いしま〜すm(_ _)m 参議院東京選挙区候補/三宅洋平(無所属・新人) 三宅洋平さんは、2011年3月の東日本大震災を期に東京から沖縄北部の本部町に移住し沖縄の現状を知ってる!感じてる!!
三宅洋平は日本の希望!道は険しいけどみんなで守ろう!
わが日本にも、ついにほんものの政治家=ほんものの人間が現れた。希望の☆だ。
なんとゆーか、”心酔”してる人が多くいらっしゃいましたね。
とまぁ、このへんに対するツッコミはまた今度:)
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彼の演説のうまさは、彼のミュージシャン時代の経験に大きく関係する。
ってーのが、この記事で主張したいことです。
一気に選挙色がなくなったね。笑
それでいい。
ミュージシャン/歌手って、歌を歌う人たちのことですが、歌を歌うには、歌うための歌が必要です。
その歌は、誰が作るんでしょう?
まぁ最近では「アイドル」も歌手と呼ばれてますが、本来、ミュージシャンであれば、自分が歌う歌は自分で作詞するべきものです。
この辺りに関しても、また別の記事で言及しようかな:)
三宅洋平さんも、過去にはミュージシャンとして作詞していました。
(今もやってんのかな)
作詞って、自分の心の中にある想いをことばにすることです。
そう、言語化です。
「書く」ことは「考える」こと
ぼくはこうやっていろいろと記事を書いてますが、文章を書くとき、自分の中に明確に存在してる主張をスラスラとことばに変換して打ち込んでるわけではありません。
もしも書くことが、自分の中で考えきって確固たるものとして存在している主張や想いを外に出すだけの作業だったら、ぼくはそんなものを好きにはならないかなぁ。
「書く」ために「考える」んではなく、「考える」ために「書く」。
これはとある本で読んで、自分の胸にスッと落ちてきた表現です:)
自分の頭や心の中にあるぼんやりした形のない主張・意見を、ことばに紡いでいくことで、記事を読んでくれる人に発信するのと同時に、自分の中にも落とし込んでる。
そんな感覚。
それが、「書く」ということだと思います。
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そして、ミュージシャンの話に戻しますね。笑
作詞する彼ら/彼女らは、自分の想いをことばにするという行為に慣れてます。
慣れるほどに実践を積んでるってことですな:)
さっき言ったように、「書く」ことは「考える」ことですから、歌詞を一生懸命書いてるミュージシャンは、「考える」ことにも慣れてるんですな。
アタマ使って考えることに慣れてる人は、アタマがいいかどうかは置いといて、自分の思考をことばに変換するのがうまいです。
まぁこれがいわゆる「アタマがいい」ってことでもあるんですが。
だから、人を説得したり、熱く語ったりできるのな。
三宅さんのように。
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割と無理やり三宅洋平さんを入れ込んだので、主張が若干弱まってしまった感はありますが、一番重要なのは、
「書く」ことは「考える」こと
だということです。
あー長なった
じゃーの